2020/02/19

手に入らないものほど手に入れたくなるのが人間なのかもしれません。
たとえば、先日まで世間を騒がせていたドラマ「あなたの番です」ですが、最終回で結末がわかったとたん、火が消えたようになりました。私も夢中で観ていて、「あな番ロス」になるかもしれないと思っていましたが、そうでもありませんでした。真相が手に入ってしまったことで、それまでの熱が冷めてしまったのです。Hulu加入も迷いましたが、結局迷っているうちに熱も冷めた感じです。
これは、真相が思ったよりつまらなかったとか、演技力の問題とかいろいろいわれていますが、要は知りたかったことを知ってしまったことによって脳が満足してしまった(内容に不満があるかは別にして)せいではないでしょうか。
恋愛もまた同じなのかもしれません。
自分に振り向いてくれないからこそ、その人でないとダメだと考えてしまうということも、なかにはあると思います。もちろん、ずっと付き合っていた彼氏と別れて忘れられないなどの場合もあると思いますが、その気持ちをフレッシュなまま維持できる人はそこまで多くないかもしれません。または、離れて行ったことで余計に固執してしまうこともあるでしょう。
しかし、恋愛は一方通行では成り立たないものです。高校生までくらいなら片思いもするだけ無駄などということはなく、人として成長する上で大切なことだと思います。
ただ、結婚適齢期になり結婚を望むのであれば、ある程度可能性のある恋愛にシフトしていったほうがいいと思われます。
30代になって何年も不毛な恋愛をするのは時間の無駄といえます。きちんと振り向いて、あなたのことを第一に考え、将来について話し合ってくれる人との時間を大切にするべきです。
クリスマスやお正月に一緒にいられないような人なら、その関係を断ち切るべきなのです(仕事が休めないなどに事情は別として)。
そのためには、ある程度割り切った考えも必要です。焦って好きでもない人と結婚するべきではないですが、それほど一緒に過ごすことで愛情が生まれることもまた多いです。
そして、女性は2番目に好きな人くらいのほうが上手くいくといいます。
これまで恋に振り回されていた人は、自分を見失った行動をしていなかったか考えてみましょう。大人の男性は、落ち着いた女性を好む傾向にあります。中学生のような「感情がぶつかり合う恋愛」を求める人は、結局一度は上手くいっても長続きしない傾向もあるようです。
私は、絶対に忘れられないと思った男性のことも、離れることでスッキリ忘れています。一人残らずです。次に好きな人ができたら、自動的に過去に好きだった人はどうでもよくなります(たぶん)。
まだ好きじゃなくても、嫌いでなければ他の男性に目を向けてみましょう。そこで次に移れない、やっぱり前の彼氏や好きな人が忘れられない、という人がなかなか結婚につながる恋愛ができない人だといえるでしょう。
とにかく離れることです。コンパでも婚活パーティでもいいから、ほかの出会いに進んでみましょう。