転勤族の子供にとってベストな学校外教育

転勤族の子供には基礎を固めた上での応用力が必要

転勤族の子供は、転校によって教科書が変わることも多いです。

また同じ教科書でも進み方の違いによって、習っていないところが新しい学校では習い済だったり、習ったところをもう一度習ったりすることもあります(先生によって、教科書の順番通りに進めないことも多いです)。

それでも小学3年生くらいまでなら、特に何もしなくても授業にはついていけるかもしれません。

しかし、小学4年生になると主要教科が4科目に増えるので、ある程度の学校外教育は必要なのではないかと思います。

ずっと家族帯同で転勤する場合、子供が中学3年生というタイミングに辞令が出ることもあり得ます。多くの人はその段階で単身赴任を選ぶようですが、場合によっては新しい土地で公立高校受験に挑むこともあるかもしれません。

別の学区の中学校に通っていた場合、「内申点」が公正に判断できないこともあるため、入学試験のみで合否を決められることもあります。そうなると、通常の学力レベルより下の高校を受験しなくてはならないことになるかもしれません。

こういった事態に臨機応変に対応する応用力を身につけるためにも、基礎学力を固めておくことが大切です。

一番安心なのは塾に通うこと

もっとも確実なのは、信頼できる塾に通うことだと思います。塾は費用が高い分フォローも手厚いので、万一受験期に転勤があって、地域外の公立高校を受験するなどの場合、学校より協力してもらえるかもしれません。

子供が勉強を好きになるには、教え方が上手いこと、授業が面白いことが大切だと思います。

家庭学習は子供のやる気にかかっていますが、自分から足を運ぶ場合はやる気がなくても勉強するしかありません。宿題もあるので、そういう意味では勉強の習慣は無理やり身につくと思います。

全国レベルの模試などもあり、転勤族の子供が学力を把握するにはもっとも向いているかもしれません。いろいろな塾を見学に行ってみて、よいところがあれば塾に通うのが一番いいでしょう。

基礎固めには「公文式学習」がおすすめ

私の長子は幼稚園年長から公文の算数・数学を習い始めました。本当は国語・英語も習わせたかったのですが、公文は一教科6,000円(税別)なので、当時は家計の負担が厳しくあきらめ、小4になってから英語を始めました。

ただ自分がこれまで生きてきたなかで、「国語の成績がものすごく優秀なのに算数はからきしダメ」という子はいても、「算数が得意なのに他の教科はからきしダメ」という子はいなかった気がするので、まずは算数を習わせようと思ったのです。

東進の林修先生も「何か一つ特別に学習するなら算数」だと言っておられます。論理的な思考が身につくからだということです。

ただ公文は「繰り返し学習」で、基本的には自己学習です。向いている子と向いていない子にパッキリ分かれてしまうかもしれません。それまでに学習したところをきちんとクリアしていれば、考えれば解ける問題になっているようです。教室の方針にもよりますが、同じ問題を最低2回は繰り返すところもあれば、1回でどんどん進めてしまうところもあります。

私は、つまづかなくても最低2回は繰り返し学習を行うべきだと思います。実際に、私の長子はつまづいた時に一度教材を戻してもらいました。そうすることによって理解が深まり、つまづいていた教材をクリアするのも早くなります。

基礎をきっちり固めておけば、理解力も高まります。

公文の算数では図形や線分図などはやりませんが、学校で習うそれらも長子は授業で習っただけで、きちんと理解しているようです。ためしに中学受験向けの年齢算の問題をさせてみたところ無理なく解けました。

また、最初は算数のみ、後で英語も追加といううちの子のようなやり方をする場合、次のようなメリットもあります。

たとえば、公文で算数、英語を別の教室で習うとすると、通う労力が増え2倍のエネルギーが必要になるかもしれません。

しかし公文で英語をプラスすると、学習時間が30分延びますが、通う労力は増えません。むしろ、違う教科を同じ教室で学習することで新鮮さが加わりいい効果をもたらしていると思います。

塾の場合、国語・算数セット、4教科セット、英語、というふうになっていることが多く、公文ほどカスタマイズしやすくありません。授業料も公文より高いです。

もちろん難関校などを受験するなら、中学に入ってから入塾は必須かもしれませんが、小学生のうちは中学受験しないなら公文だけでも十分な学力と応用力は身につくと思っています。

進研ゼミやZ会は?

上の子の成績は、国語やその他の教科についても、今のところ良い方です。私学受験レベルには達しないと思いますが、公立中学校へ進むなら上位にいられるレベルだと思います。

4年生の2学期まで進研ゼミ小学講座を取っていたので、それも多少は関係しているのかもしれません。

しかし、わが家は進研ゼミは教材費と効果のバランスが悪い気がしてやめました。

進研ゼミは、その地域の教科書と連動している教材なので、教科書が変わっても問題がないほどの基礎固めになるとは言い難いかもしれません。転勤族の子には向いていないのではないかと個人的には思います。学校の授業にプラスするというよりは、「宿題以外の学習習慣を身につける」のにいい教材だと思います。

発展的な問題は、オプション教材を追加する必要があり、そのためには基本教材を取らなくてはなりません。これは、授業のノートや教科書を見返すことでも代用できます。

その基本教材のために払うにしては教材費が高過ぎました。小5の場合、ひと月5,000円以上かかります。すべての教科をそれでカバーできるのだから安いのかもしれませんが、基本教材は教科書の予習復習レベルです。

しかし、まずは机に向かって勉強する習慣を身に着けたいという子供には向いていると思います。教材も楽しく、毎日「自分からやろうという気」にさせるには、Z会よりは向いているでしょう。

Z会は学校以上の勉強ができ、いいと思います。ただ進研ゼミより淡泊です。子供がワクワクしながらやる教材ではないかもしれません。

しかし、Z会の問題が無理なく解ければ、どこの学校に移ってもそこそこ優秀な子になるのではないかと思います。

進研ゼミは、オプション教材を取らなければ学校の授業の予習復習程度の学習(月に1度やる教材のみ基本問題コースと挑戦問題コースを選べます)ですが、Z会は基本教材が学校の授業より発展したものになっています。成績が平均以上の子であれば、進研ゼミよりZ会をおすすめします。

公文式学習で節約できること

公文は1教科6,000円(税別)なので、国・数・英とすべてをやろうと思うと18,000円+税がかかります。兄弟割引などもないので、下の子の分も同じようにかかります。

しかし、公文の教材は「先生に教えてもらわなくてもできるようになっている」のが強いポイントです。つまり上の子の教材を残しておけば、下の子に使えるのです。本来やってはいけないことなのだと思いますが、私はこれを実践しようとしています。

下の子は算数は習っているので、上の子の教材は使いませんが(答えも書いているので)。英語の教材は使おうと思っています。Eペンシルも6,000円で購入できるので、上の子のものを使ってもいいし、オークションなどで手に入れることもできます。

本人が普通に習いたいと言ったら習わせるかもしれませんが、小さいうちは上の子のものを使いまわして節約しようと思っています。

まとめ

公文の宣伝のようになってしまいましたが、決して回し者ではありません(笑)。ただ、公文は批判する人も多いですが、基礎学力が身につく良い教材だと私は思っています。そして、基礎がしっかり固められると、応用力も身につきます。たまに私立中学受験問題などの問題集をやってみるといいかもしれません。

公文に限らず、自己学習でももちろんしっかりとした学力が身につく子もいます。Z会もタブレット講座なら、ウィークポイントに焦点を当てた問題が出題されるなどの工夫もありいいと思います。

これは私の個人的な考えなので、一概に誰もに当てはまるとは断言できませんが、一例として参考にしていただければ幸いです。

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