単身赴任生活

このページでは、単身赴任による二重生活の生活費や注意、節約方法などについてまとめていきます。実例なども順次更新していきますので参考にしてください。

単身赴任の家賃と手当相場

単身赴任の部屋

単身赴任をするにあたっての家賃の自己負担額や手当の支給額は企業によりちがいます。少し古いデータになりますが、厚生労働省調べ(平成22年度分)によると、単身赴任(別居)手当の相場は41,544円となっています。

これが、住居費込なのかどうかは分かりませんが、私の夫の会社では以下のようになっています。(一応)全国展開している一部上場企業です。一例として参考にしてみてください。

  • 社宅使用料自己負担:3,000円(家賃が上限額に収まっても絶対に支払うお金・おそらく修繕費のため)
  • 借り上げ社宅上限額:50,000円(地域により異なるが、築20年以上のワンルームマンション、またはアパートの家賃相当)
  • 別居手当:28,000円
  • 帰省手当:月1回(実費)

単身赴任前にもらっているお給料に足されるのは別居手当だけです。これは「収入」になってしまうので課税対象となり、社会保険料基準額にも含まれてしまいます。帰省手当は、仕事中の交通費などと同様に経費で精算されると思いますが、給与振込で手当として支給されると収入に換算されてしまうので、会社に確認しておいた方がいいですね。

単身赴任中の生活費シミュレーション

たとえば4人家族で、夫が単身赴任になったからといって生活費が3:1に分割されるわけではありません。多くの場合、それまでより大きな負担がかかってくることになります。そして、それを十分にまかなえるほどの手当は支給されないことが一般的です。

少なく見積もっても、残された家族(本宅)の食費+水道光熱費がこれまでの約7割になり、赴任先側の食費+水道光熱費はこれまでの5割必要になると思います。

つまり、食費と水道光熱費だけで、これまでの1.2倍以上はかかってくると思っておいた方がいいでしょう。

私が試算した夫の生活費は、以下の通りです。

費目予算
家賃50,000
家賃会社負担▲50,000
家賃自己負担分(修繕積立)3,000
水道料(定額)2,000
電気代3,500
ガス代(プロパン5㎥の場合)5,000
食費60,000
日用品費2,000
小遣い40,000
合計115,500

家賃の自己負担を可能な限りおさえても、夫側だけで、11万円以上必要になりました。

いっぽうで、本宅、つまり私と子供達が住む家の生活費がどの程度減るかもシミュレーションしてみました。

 本宅単身赴任先備考
別居手当28,000単身赴任規程による別居手当(最長3年間)
地域手当▲ 7,000勤務地の地域ランク変更
住居費±03,000借上げ社宅上限超過無しで修繕費分のみ自己負担
水道料▲ 2,0002,000月定額
電気代▲ 6003,500エコキュート湯沸かし量減のため
ガス代-5,000本宅はオール電化/赴任先はプロパンガス
食費▲ 30,00060,000酒代等は赴任先側に込み
日用品費▲ 1,5002,000トイレットペーパー・シャンプーなど
小遣い▲ 40,00040,000赴任先昼食分などは食費に込み
▲ 71,500115,500

世帯では44,000円増という試算になりました。

本宅側はオール電化住宅のため光熱費はさほど変わりませんが、夫の入浴が減り、湯沸かし量と追い炊き(高温足し湯)がなくなるので、少しだけマイナスしています。夫は入浴時にお湯をかなり使うので、水道料が定額の物件をできるだけ選ぶようにしました。

ガス代は、価格.comの1人暮らしのプロパンガス使用相場より少し多めに設定しています。

赴任先で自家用車を持つ場合

上のシミュレーションは赴任先に車を置かない場合のものなので、もし車を持って行くのであれば、駐車料の負担が増えます。さらに、車があるとどうしても車で出かけたり、趣味にお金を使いがちになったりするので、さらに負担が増えるでしょう。

わが家の場合、夫がサーフィンをするので車を買いたがりましたが、新しく買うとさらに税・保険料・車検費用などの維持費が増え、かつ毎月の駐車料・ガソリン代などもかかるのであきらめてもらいました。

仮に中古の走行距離10万kmなどの軽自動車を諸費用込み30万円で買えたとしましょう。3年間乗るとしても、車両費を月割りすると車なしの生活より、それだけで8,300円以上余計にかかるということです。さらに駐車料が毎月かかります。そして自動車税と保険料、車検・オイル交換などのメンテナンス費用もかかります。

車は1台増えるだけで、家計に大きな負担をかけます。上の条件で車アリと車梨の負担を比較してみましょう。

車アリの場合車ナシの場合
駐車料10,000駐車料0
年間保険料(車両保険なし)4,000保険料負担0
税金(月割)900税金負担0
車検等メンテナンス費4,000レンタカー(月1回)5,000
車両費月割8,400カーナビ・保険料2,000
高速料金5,000高速料金5,000
ガソリン代3,500ガソリン代3,500
合計35,800合計15,500

自家用車の場合は軽自動車、レンタカーの場合は燃費15~18km/Lくらいのコンパントカーでシミュレーションしています。趣味で月1度、往復200kmくらいの遠出をすると仮定し、高速料金とガソリン代などを試算しました。

これは、まったく同じだけしか車を使わなかった場合を想定しているので、実際に車がいつでも乗れる状態でスタンバイされいてると、確実にあと1万円は支出が増えると思います。私の夫のように、サーフィンや釣りなど、車必須の趣味を持っている人ならなおさらです。

必要な時だけレンタカーを借りる形にしたほうが確実に家計の負担は軽いでしょう。自家用車だと、すべてカード払いになり、夫側に「お金を使っている実感」がわきません。

しかし、夫側の生活費から出すとなると、レンタカー代などは自分の財布から出すことになるのでお金を使っているという実感がわき、回数を制限しようという意識につながると考えました。うまくいくといいのですが、また実際どうなったかなどについては、二重生活家計簿のページ(現在準備中)にまとめていきます。

要る物リスト

新生活のために必要なもののリストです。全部そろえようと思うとけっこうかかりますね。家にあるものは持って行ってもらう、実家でもらえるものはもらうなどして節約しましょう。

◇家電

  • 冷蔵庫
  • 洗濯機
  • 電子レンジ
  • 炊飯器
  • テレビ△
  • 録画機△
  • 掃除機✖
  • アイロン✖

◇家具

  • 机△
  • 椅子△
  • (押入れ)チェスト△
  • ベッド✖
  • 棚✖
  • テレビ台△

◇その他

  • 寝具△
  • 鍋・ヤカンなど
  • タオル類△
  • マット類
  • 洗濯用品
  • 掃除用品

私の夫の会社では、支度金というか一時金としては8万円しか出ないため、その範囲で揃えるのは厳しいですね(ちなみに項目横にある△印はわが家の場合、家にあったもの、✖印は買わないものです)。

家にあるなら、持って行ってもらって部屋を広く使ったらいいと思います。テレビって戸建だと、2台以上あることが多いと思いますが、妻と子供だけなら1台あれば十分ですよ。いざとなったらスマホもあるし。テレビと録画機を買わないだけでもかなり助かります。